外陰部から両股の付け根あたりに赤みとふやけたようなカサつきとかゆみを生じるカンジダ菌による疾患です。カンジダ菌はもともと腸内に常時いる菌ですが、抗生物質を飲んだり、血糖値が高かったり、局所の不衛生が続くと皮膚表面で繁殖し、症状が出現します。女性ではオリモノが増える腟カンジダ症を伴う場合があります。局所を清潔にし、2週間ほど抗真菌剤の外用を行います。