俗に手に汗を握ると言いますが、暑さによる発汗と異なり、緊張すると額、脇の下、手のひらの汗がしたたるように出て日常生活に支障をきたす疾患です。

交感神経の過緊張によると言われています。学童期頃、自我に目覚める頃より顕著となることが多いようです。発汗を抑制する外用剤や内服治療を行います。

重症ではボトックス注射療法(腋下は保険適応、手掌は自費診療)が行われます。