思秋期以降の性ホルモンの働きにより皮脂分泌が亢進して起こってきます。赤いニキビが繰り返し出現するとニキビ跡が残る可能性があります。
白や黒の小さなニキビ(面ぽう)
増加した皮脂により毛穴まわりが刺激され、角質(あか)がつまりできてきます。
赤色のニキビ
毛穴のつまりを放置すると皮膚常在菌により炎症が起こります。
うんだ黄色のニキビ
さらに炎症が強くなると、二次感染も併発し化膿します。
いずれの状態も、適切な洗顔が重要です。毛穴のつまりを除去する外用剤、炎症を抑える抗菌剤の内服・外用により治療を行います。面ぽうの治療薬はピーリング作用があるため皮膚刺激の症状、例えば乾燥、ヒリヒリ感、皮膚が細かく剥がれる、赤くなる、かゆみの症状が起きることがありますが、無理なく続けられるようフォローします。使用にはちょっとしたコツがいりますが、適切に指示いたします。